様々な商品には成分や原材料の表示は義務付けられていますから、見たことがないという人はいないかと思います。
ですが、それらをまじまじと見たことがあるという人は少ないでしょう。
その理由は見たところで、よくわからないからではないでしょうか。

逆に言うと成分の効果を知ることで、表示を見て商品を買うこともできるわけです。
そこで今回は歯磨剤の成分について見ていきましょう。

歯磨き粉に必要な基本成分とは何か!

歯磨剤には基本成分と薬効成分が含まれています。
基本成分が最低限必要なもので、薬効成分がプラスアルファ要素だという認識でいいでしょう。
まずは基本成分についてお話します。

基本成分には「研磨剤」「湿潤剤」「発泡剤」「粘結剤」「香味剤」「保存料」の6つがあります。
研磨剤が歯の表面の汚れを落とし、発泡剤が口全体に薬剤を拡散させて洗浄します。
湿潤剤と粘結剤は、歯磨き粉の形を作るために用いられ、香味剤で香りを付けることで使いやすくします。

それぞれの主な成分として、研磨剤がリン酸水素カルシウムや炭酸カルシウムなど、湿潤剤がグリセリン・ソルビトール、発泡剤はラウリル硫酸ナトリウムです。
他にも粘結剤に使われるのがカルボキシメチルセルロスナトリウムやカラギーナン、香味料はメントールやミント類、保存料は安息香酸ナトリウムでしょうか。

商品によって入っているものが大きく変わる薬効成分

虫歯予防、歯周病予防、プラーク分解などをコマーシャルなどで目にすることがあると思います。これらは全て薬効成分による効果です。
この薬効成分ですが、基本成分と違い必ず入っているわけではありません。

そのため自分の求めた効果のものを選ぶ必要があります。
虫歯予防のためにはモノフルオロリン酸ナトリウムやフッ化ナトリウムが入ったものを、歯肉炎予防には塩化セチルピリジニウムや塩化ベンザルコニウム、トリクロサンといったもの、歯周病予防には塩化クロルヘキシジンなどが入ったものを見つけるようにしましょう。
虫歯予防に効果があることで有名なフッ素に関して言えば、多くの商品に入っていると言われますから、知覚過敏抑制のための歯磨剤を買おうと思ったら「乳酸アルミニウム」や「硝酸カリウム」が入っているのかどうかはちゃんと確認した方が良いでしょう。

以上、知っておくと便利?歯磨剤の成分…でした。