歯磨剤の剤型と研磨剤について

普段使っている歯磨き粉はどのようなものでしょうか。
多くの人はペースト状のチューブ入りだと答えるかと思います。
しかし、時代が進むにつれてその種類は増えてきました。

では皆さんはその種類をすべて知っているでしょうか。
今回はその種類とそれによる違いなどについて話していきたいと思います。

知らない人も多いはず 5つの剤型について

歯磨剤には大きく分けて「粉」「潤製」「練」「液状」「液体」5つの剤型があると言われています。
「粉」は名前の通り、粉状の歯みがきで歯磨き粉と呼ばれる所以ですね。
「潤製」は粉を湿らせたようなもので、「練」はよく見るペースト状のもの、「液状」はジェルを想像してくれたらいいと思います。

最後の「液体」は説明不要でしょう。
この剤型が違うと、研磨剤が含まれている量が変わってきます。
「粉」の場合90%以上が研磨剤で、「潤製」は70%以上、60%以下が「練」となります。

「液状」は「練」よりもさらに研磨剤が少なく30%以下、「液体」に至っては一般に研磨剤は入っていません。
このほかにも研磨剤も含まれる「基本成分」がそれぞれで少しずつ違います。
ですが、○○病予防などで有名な「薬用成分」に関しては、剤型による違いはないようです。

また歯磨剤とは別に洗口液と呼ばれる、歯ブラシを使用せずに歯を綺麗にするものも存在しています。

研磨剤は多い方が良いの? 少ない方が良いの?

剤型の違いは主に研磨剤の量の違いだと説明しましたが、では研磨剤は多い方が良いのでしょうか、それとも少ない方が良いのでしょうか。
研磨剤とは歯の表面の汚れを落とすことが主な役割になります。
タバコのヤニや茶渋などを落としてくれるんですね。

だとしたら、多い方が良いように見えますが、研磨剤は歯を傷つけてしまう可能性があります。
傷ついたところに汚れが入り落ちにくくなりますし、歯が削られることで神経が露出して、知覚過敏になるかもしれません。
そのため、できるだけ研磨剤が入っていない方が良いと言われています。

ですがこの辺りは個人の状態次第と言っていいでしょう。
歯が削れるということが気になる人は、研磨剤があまり入っていないものを選べばいいですし、それでも歯を白くしたいというのであれば、歯科医で歯をクリーニングしてもらえます。

以上、歯磨剤の剤型と研磨剤について…でした。