始まりは紀元前!?歯磨剤の歴史

普段使っている歯磨き粉ですが、どんな歴史があるのかをご存知でしょうか。
中には歯磨き粉の歴史なんて知ったところで何になるのか、と疑問に思う人もいることでしょう。
ですが、その歴史を見れば、その長さに驚いてくれることと思います。

そういうわけで、今回は歯磨き粉の歴史について調べてきました。

世界における歯みがき その歴史は紀元前!?

世界最古の歯磨剤は、紀元前1550年ごろに生まれたと言われています。
古代エジプトのパピルスがそうなのですが、さらに4世紀ごろには食塩、黒コショウ、ミントの葉、アイリスの花を混ぜたものを、歯みがきのために使用したいたようですね。
古代ローマでは、アンモニアが歯を白くすると考えられていたため、尿を歯みがきにしていたようです。

他にも18世紀のアメリカでは焦げたパンを混ぜてみたり、混合樹脂にシナモンを混ぜてみたりと様々な試行錯誤があったようです。
1800年の初め、欧米で粉状のものが広まりましたが、その多くがチョークの粉などを用いた自家製だったようです。
私たちが良く知るペースト状の歯磨剤が売りに出されたのは、19世紀になってからですが、粉状のものにとって代わるのは、20世紀に入ってからでした。

今ではよく見かけるフッ化物入りの歯みがきは、1914年にはじめて登場しましたが、認証されたのは1950年代になってからです。

日本における歯みがきの歴史はどうなっているのか

日本で初めて歯みがきが販売されたのは、1625年の江戸になります。
琢砂と呼ばれる研磨砂に漢方薬を配合したもので、「歯が白くなる」「口の臭いを取る」といった宣伝文句で販売していたそうです。
江戸の庶民はこういった歯磨き粉と房楊枝を使って歯磨きをすることが、毎日の習慣になっていきました。その盛況ぶりは浅草寺に200軒もの房楊枝屋が並ぶほどだった、と言われています。

日本に欧米の歯みがきが入ってきたのは、明治に入ってからです。
明治5年に欧米で作られた歯磨き粉が販売されるようになり、明治23年には日本で初めてペースト状の練り歯みがきが誕生します。
それから明治44年には日本初のチューブ入りの歯みがきが販売されるようになりました。

大正時代に入ると、多くのメーカーが参入するようになり、現在までつながっていると言われます

以上、始まりは紀元前!?歯磨剤の歴史…でした。