あなたはどれだけ知っていますか?歯磨剤の基礎知識

歯磨き粉についてよく知っている、と自信を持って言える人はどれくらいいるでしょうか。
よく使うものですが、なんとなく使っているという人も多くいるでしょう。
そこで今回は歯磨き粉について、基礎知識をお教えしたいと思います。

「粉」を使うのはかつての名残?歯磨き粉の呼び方

まずは名前の話からしていきます。
普通「歯磨き粉」というと、ペースト状のものを思い浮かべるのではないでしょうか。
でも「粉」とつくのは、かつて粉状のものを使っていたからで、正しくは歯磨剤(しまざい)と言います。

この中に粉状のものや、ペースト状のもの、そしてジェル状のものがあるわけです。
ただ使われる場所によっても呼び方は様々で、ペースト状のものを「練り歯磨剤」と呼ぶこともありますし、全体を指して「歯みがき」と呼ぶ場合もあります。
たくさんあって、混乱するかもしれませんが、現在ではペースト状のものがほとんどですから、どれを使われてもいわゆる「歯磨き粉」を思い浮かべたら大丈夫でしょう。

それに歯磨剤と使う人は、ほぼいないでしょう。

歯みがきには大きく分けて2種類あるの?

日本の薬事法において、歯磨剤は2種類に分けることができます。
1つが「化粧品」、もう1つが「医薬部外品」です。
歯みがきの成分は、基本成分と薬用成分に分けられまして、薬用成分が加えられていると「医薬部外品」、基本成分だけだと「化粧品」になります。

日本で手に入るものの場合、その90%が医薬部外品と言われ、薬用成分として約80%にフッ化物が加えられています。
基本成分で行うことは、歯の汚れを落とし適度な湿り気を与えることです。
加えて歯みがきの形状を保つための成分や、歯みがきを使いやすくする香味剤なども含まれます。

○○病予防とつくものは、薬用成分が入っていると言ってもいいでしょう。
フッ化物は虫歯の予防に使われますし、歯周病予防に塩化ナトリウムが使われていることもあります。
知覚過敏を抑えるための硝酸カリウムなども薬用成分の一種になります。

歯みがきの形状がいくつもあるわけは?

いまでこそ見かけませんが、かつては粉状のものがありましたし、今ではジェル状や液体のものまで多くの形状が存在しています。
その違いは基本成分の割合、特に研磨剤の量の違いです。
研磨剤とは歯の表面の汚れを落とすものになりまして、粉状>ペースト状>ジェル状といった具合に少なくなっていきます。

液体歯みがきに関しては、一般に研磨剤が配合されていません。
汚れを落とすための成分が少ないと効果が薄いように感じるかもしれません。
しかし、研磨剤は使いすぎると歯自体を傷つける恐れがありますから、闇雲に研磨剤が多い商品を使えばいいというわけではありません。

むしろ研磨剤は入っていない方が良いという話もありますから、自分に合わせた歯磨剤を使うようにしてください。

以上、あなたはどれだけ知っていますか?歯磨剤の基礎知識…でした。